-
「富士山須走口あざみライン」乗務員実技研修実施について
貸切バス2026年6月30日令和4年10月、静岡県小山町「ふじあざみライン」において、急勾配の下り坂でフットブレーキを多用したことによるフェード現象が発生し、制動力が著しく低下した結果、横転事故に至る重大な事案が発生しました。
当社ではこの事故を教訓とし、乗務員の運転技術向上と安全意識の徹底を目的に、令和6年に続き、令和8年6月16日に富士山須走口あざみラインでの乗務員実技研修を再度実施いたしました。
今回の研修は、あざみラインでの運行経験がない乗務員を対象とし、富士登山に訪れるお客様へ「安心・安全な運行サービス」を提供するため、実際の道路環境を用いた実技中心の内容で行いました。
研修内容
➀事前指導(事故資料を用いた走行ポイントの確認)
・急カーブが連続する区間
・濃霧が発生しやすく、対向車への注意が不可欠
・フットブレーキ連続使用によるフェード現象、さらにブレーキを酷使した際に発生するベーパーロック現象の危険性
・これらを防ぐため、エンジンブレーキ主体の走行を徹底

➁実地走行訓練(ふじあざみライン)
・実際の急勾配区間を走行
・適切なギア選択
・速度コントロール
・カーブ進入時の減速判断
・視界不良時の運転操作等、実践的な技術を習得

研修参加者
富士山須走口五合目の様子

山梨交通は、これからも「お客様目線での安全・安心」を最優先に、事故の教訓を風化させない継続的な研修と運行管理の強化に取り組んでまいります。